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アメリカ帝國主義の内部分裂

 投稿者:田中征爾  投稿日:2005年 7月26日(火)18時07分58秒
  今や、アメリカ帝國主義に於ける資本家相互の對立は極限に逹し、つひにその
存在を地上から抹殺するにまで至つたのである。斯くの如き事態に臨み、我々
勞農プロレタリアァトは、この間隙に乘じ、現今、米帝國主義によつて主導さ
れてゐる侵略戰爭を内戰へと轉化せねばならないのである。


……などと、明らかにトチ狂ったことを言ってみましたが、当方の文章で、
「丸谷君」によって変換された文章は、基本的に「青インク」(by ますむら
ひろし『コスモス楽園記』)であります。まぁ、「オレは新聞なんぞ黒インク
でも信用しないね」(by 煙鳥)ということもありますし、結構本気でインチキ
書いているかもしれませんが、わかりやすいようにしているわけです。

で、何のことかともうしますと、

ITmediaニュース:Microsoftの地図にAppleはない?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/26/news023.html

ということであります。翻って思いますに、はるか前世紀末に、

マイクロソフト(株)の世界戦略はアメリカ外交に如何に影響するのか
――「マイクロソフトの世界地図」から読む――
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3776/ms.html

という駄文を書きましたが、MSって、まぁよくよく大胆ですなぁ、と思った
次第。ちなみにこの地図は、Windows95時代のものですから、たぶん現在では、
決して見つからないと思います。


非革命的自由主義者さま江

> 「コーランには『水が爆発する』という表現がある。これは水爆のことを予言している」

へぇ。そりゃおもしろい話ですな。でも、水爆の起爆には原爆を使わないとイケナイので、
原爆が書いてなければアウトですな。しかし、原爆を起爆剤にするというぶっ飛んだ発想は
どこから来たんでしょうねぇ。


> >和辻じゃないですが、日本の気候に比べれば、中国の気候は厳しいわけですよ。
> この発言は比較の単位として、無前提的に近代国民国家を充てているわけで、
> 「国民文化研究所」所長の発言としては、ダウトですね(笑

あはははは。自己批判しましょう。まぁ、そこら辺、意識しているので、「和辻じゃない
ですが」と言いながら、和辻に罪をなすりつけていたりするわけです。非道い。

ちなみに、当方は「国民文化研究所非常勤講師」です。たぶん、5年ぶりくらいに思い出し
ました。

「国民文化」とは何か――国民文化についての一般理解――
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3776/vorrede.html

ここでも和辻をいじめてます。好きだな、和辻。

http://www.geocities.jp/kokuminbunka_3776/

 
 

文明論の概略ポストモダン

 投稿者:非革命的自由主義者  投稿日:2005年 7月26日(火)01時58分58秒
  >きっと、クウェーカー(フレンド派)の人たちは、原爆使用に反対したに違いない。
>いや、プルトニウムの長崎型だけかもしれません。

プルトニウムは自然界に存在しない物質で、おまけにギリシア神話の地獄の守り神プルートーンが
語源ですしねえ。まだしも天海神ウラヌスが語源のウラニウムを用いた広島型のほうが
抵抗感が少ないかもしれません。

私、若いころイスラムの勉強をしておったのですが、日本語ペラペラのパキスタン人から
「コーランには『水が爆発する』という表現がある。これは水爆のことを予言している」と
真顔で言われたことがあります。(この場合は「預言」じゃなくて「予言」でいいな、うん)
なんでも聖典に典拠を求めようというエトスからは、近代的知性は育たないということは
福沢先生が述べているとおりであります。

>和辻じゃないですが、日本の気候に比べれば、中国の気候は厳しいわけですよ。
この発言は比較の単位として、無前提的に近代国民国家を充てているわけで、
「国民文化研究所」所長の発言としては、ダウトですね(笑
 

訴状の鯉――大江さんと岩波さん

 投稿者:田中征爾  投稿日:2005年 7月24日(日)21時04分18秒
  大江さんが岩波と一緒に提訴されました。さて、問題です。大江さんとは
誰でしょう?

Sankei Web 産経朝刊 沖縄守備隊長遺族、大江氏・岩波を提訴へ 「自決
強制」記述誤り、名誉棄損(07/24 05:00)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/24iti002.htm

当方にとって、岩波の大江さんと言えば、大江志乃夫なわけですよ。ひるが
えって、はるか前世紀のことを思い返すに、大江志乃夫に会いたさに大学受
験をしたものの、すでに退官していたりしていたわけで、爾来一回も会った
ことがないのでありますよ。いやはや。

まぁ、それはそれと致しまして、この大江さんは、この大江さんではなく、
大江健三郎だったりします。たしかに、『沖縄ノート』とかありますものね。
なるほどなるほど。

で、それはいいのですが、問題は、「集団自決は軍命令ではなかった」という
ことが事実であるかないか、ではなく、その情報を元に書かれた文章をどのよ
うに処理するかということでありましょう。

> 座間味島の集団自決についても、生存者の女性が「軍命令による自決なら遺族が
> 遺族年金を受け取れると島の長老に説得され、偽証をした」と話したことを娘の
> 宮城晴美さんが『母の遺したもの』(平成十三年、高文研)で明らかにした。

これが、事実であるとして、その「偽証」に対する責任ですとかいうものはどうな
るのでしょうかねぇ。この伝で参りますと、本来的に名誉毀損したのはこの偽証者
ということになるのではないかと思わざるを得ないわけであります。いや、べつに
自己批判しなさいという話では決してなく、なんか批判の方向性がおよそ間違って
いるのではないかというお話しであります。

まぁ、名誉毀損の損害賠償というものが、文言の修正要求なのか、金銭なのか、絶
版なのかなんとも分かりかねますが、これこそまさに「訴状を読んでいないからコ
メントできない」であります。

参考:鮭のそじょう
http://rainy-sun.air-nifty.com/broiler_house/2005/07/post_6eea.html


にしても、こういう戦術を使われると、攻める方にはイケイケドンドンで、たくさ
んの援護射撃が来るんでしょうが、守る方は、あまりにも個別的な点を突かれてい
るだけに結集も出来なくて、結局は個別撃破されてしまうと言うことになるわけで、
果たしてどうして遣ったものか思案のしどころであります。教科書裁判の時とは攻
守が逆転しているとも申せます。

ところで、「自由主義史観」って、なにが「自由主義」なんでしょうね。



非革命的自由主義者さま江

> イランの宗教文化でしたが、いまじゃ核兵器を作っていますしね。
> いや、ニュートン力学にとらわれなかったのは強みなのかな?

っていうか、啓典に書いてないものを作っていいのかなぁ、という感じもします。
きっと、クウェーカー(フレンド派)の人たちは、原爆使用に反対したに違いない。
いや、プルトニウムの長崎型だけかもしれません。

> 「人工的自然の形成」とおっしゃいますと、昔香港にあったタイガーバーム・ガーデンの
> ようなものがつくられつつあるのでしょうか?

森を作ってます。っていうか、「どうやってここまで何もなくしたのか」という
くらいの茫漠たる平原にポツンポツンと植林を始めている訳です。っていうか、
和辻じゃないですが、日本の気候に比べれば、中国の気候は厳しいわけですよ。
どう考えても、一衣帯水・同文同種なんて、ホントにインチキですわ。まぁ、
そこらへんは、いろいろなイデオロギー的背景があるのでしょうけども、ある意味、
まだ天竺・震旦・本朝の三国観の方がまだ健全だったかもしれないです、と暴言を
吐いてみるテスト。

http://www.geocities.jp/kokuminbunka_3776/

 

汎用船型決戦兵器

 投稿者:非革命的自由主義者  投稿日:2005年 7月23日(土)00時01分4秒
  井筒俊彦の『コスモスとアンチコスモス』がその事事無凝・理事無凝的な外界認識を称揚した
(たぶん嘘です。字もたぶん間違っています)
のはイランの宗教文化でしたが、いまじゃ核兵器を作っていますしね。
いや、ニュートン力学にとらわれなかったのは強みなのかな?
おそるべし、イスマーイール派。
「人工的自然の形成」とおっしゃいますと、昔香港にあったタイガーバーム・ガーデンの
ようなものがつくられつつあるのでしょうか?
って、中国の人工的自然と聞いてすぐにアレを思い出すのはオリエンタリズムというやつですな。
水土論を説いた儒学者も嘆くでしょう。
(無理やり話題に合わせてるのが見え見えですね。
どうも芸のネタも切れ気味であります。
 

日本政府ヲ對手ニセス

 投稿者:田中征爾  投稿日:2005年 7月20日(水)23時51分28秒
  こういうお話しがあるそうです。

NIKKEI NET:主要ニュース:北朝鮮「日本を相手にせず」・6カ国協議で
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050720AT2M2001C20072005.html

「対手にせず」と言えば、近衛首相なわけでありますが、なんと申しますか、
漸々一年ぶりかなんかで六カ国協議なんぞが再開するそうですが、どうなんで
しょうね、実際のところ。

今ひとつあのお国の政治感覚と申しますか、国際関係理解と申しますものを
理解し切れていないところがある当方と致しましては、あのお国の「落とし
どころ」というものが実に判然と致しません。「体制維持」というか、究極
的には「国体護持」という理解で宜しいのでしょうか。

http://www.geocities.jp/kokuminbunka_3776/

 

ワシントン条約違反

 投稿者:田中征爾  投稿日:2005年 7月13日(水)08時08分14秒
  このたびめでたく進水式を迎えるに至った韓国海軍の大型艦船に「独島艦」と名付けられた
そうです。まぁ、そんなことは今更どうでもいいということは、前々から申し上げていると
ころなのでありますが、気になるところが一つございます。それは、

この艦船はいったい何なんだ?

ということであります。

と、申しますのも諸報道で、その内容が大きく異なっているからなのであります。

まず、日本の誇る保守系新聞である読売新聞では、

 竹島の韓国名「独島」を艦名に、大型輸送艦が進水 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050712i513.htm

「大型輸送艦」ですか。なんか、タンカーみたいなものかなぁと思うわけですよ、この見出
しですと。で、続いて、朝鮮日報なんかですと、こうなります。

 朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
 アジア最大の大型揚陸艦「独島艦」進水式へ
 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/07/05/20050705000008.html

「大型揚陸艦」となると、ちょっとかなり話が違ってきます。揚陸艦ってことは、どこぞに
攻めるってことじゃぁありませんか。そういう編制をあちらの軍隊はなさっているのでしょ
うか。というか、アメリカさんの真似をするとそうなるのかもしれませんですね。さらに、
朝鮮日報になりますと、こうなるんでしょうねぇ。

Japanese JoongAngIlbo(中央日報)
【写真】 大洋海軍の旗艦「独島艦」が進水
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=65518&servcode=200§code=200

「大洋海軍」の「旗艦」と来ましたか。これを旗艦にするのはどうなのかなぁと思わなくも
なく。というか、「大洋海軍」を目指しているのかと、ちょっとびっくり。日本もそうなん
ですかね。シーレーンとか言っているからそうなのかも。

最後に、日本の「正論」たる産経新聞は、

 韓国、“軽空母”独島艦を建造 海自の「おおすみ」より大型 (産経新聞) - goo ニュース
 http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20050706/m20050706013.html

だそうです。「軽空母」たぁ驚きですね。まぁ、「韓国マスコミ」の「伝聞」ということに
なってますから、どこまで産経の解釈かは難しいところではありますが、なんと申します
か、ワシントン条約直後の「これは戦艦ではなくて巡洋艦だからOK」とか、言っていたの
を懐かしく思います。

どの解釈が正しいというのではなく、言ってしまえばどの解釈も正しく、かつ同じ程度誤っ
ているとも申せます。結局のところ、

全 長 200m
最長幅 32m
乗組員 450人
最大時速23ノット
積 載 海兵隊 1ケ大隊(700人余り)
戦車 10余台(最大 70余台)
車最大 200余台
ヘリ 15台

http://kr.ks.yahoo.com/service/ques_reply/ques_view.html?dnum=BAJ&qnum=4154979

という事実をどのように理解するかは、我々次第ということになります。



非革命的自由主義者さま

一ヶ月以上、お返事が出来ませんで申し訳ございました。

日本人と契約という問題の立て方が適当なのか、啓典の民と契約という問題を立てた方がい
いのか、まぁちょっと分からないのですが、すくなくとも常日頃testamentと慣れ親しんで
いる人々とは、かなり離れているように思います。

結局のところ、自己に超越する規範を承認できるか否かと云うところにかかっているのでは
ないかと思うわけであり、神と人との境目がズルズルベッタリに離れていないような宗教感
覚の民にとって、規範というのは、どうしても「人間くさくなる」わけです。だからこそ、
「三方一両損」なんてのが、「名裁き」になるんでしょうな。

はたして裁判員制度は、その「人間くささ」を保存するのか「(感情的な)ヒューマニズ
ム」を作るのか、はてさて気になるところであります。ソクラテス裁判ないしは人民裁判を
思い出すにつけ、その念は強くなる計りです。

> 上海ですか。いまも大発展中なんでしょうか、それとも息切れ中?

嗚嗟、アレですね、「大躍進」中です。

あの「大躍進」な開発(自然破壊と人工的自然の形成)の様子をみれば、すくなくとも「自
然と人間とが主客未分となった東洋的自然観」なるものが、実にもってインチキであるとい
うことがホトホト理解できました。っていうか、自然 nature は闘いの相手であって、共存
なんてとんでもないという感じですな。いわば、やるかやられるか。

かつて日本の儒者は、中国も日本も風土が近いから、気質も似ている、だから中国生まれの
儒学に基づく「道」も日本に適当するのだ、とか言ったわけですが、まぁ、大うそつきです
ね。もとより、彼らは中国に行ったことはないのですから、仕方がないといえば、仕方がな
いのですが、誰一人として国禁を犯してでも、中国に渡りたいと言った儒者がいなかったと
いう事実は、日本儒学研究史上の一つの問題でもあったりします。

http://www.geocities.jp/kokuminbunka_3776/

 

トップページがつなげなくてあせりました。

 投稿者:非革命的自由主義者  投稿日:2005年 6月 7日(火)17時50分12秒
  日本人にとって契約というものは、西洋人とは違って、守ったか破ったが一義的に決めがたい
ように結ばれる、というのは小室直樹御大の好んで使い回すはなしですな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E7%9B%B4%E6%A8%B9 %2C%20%E5%B0%8F%E5%AE%A4/250-7874422-4973833
「数学を使わない数学の講義」が売れまくっています。

上海ですか。いまも大発展中なんでしょうか、それとも息切れ中?
中国の大都市の今後の発展には、社会科学的に大きな興味を抱いております。
集団の精神的態度(エトス)は短期間に変わりうるのか。
変わった場合、それが周囲とどのような軋轢をうむのか。
専制支配下における、一部地域の繁栄を契機にした分裂と包摂のプロセスがいかに
進行していくのか。
旧ソ連崩壊のときとは、この「一部地域の繁栄」という要素が存在することによって、
かなり異なる展開を見せるのではないかと期待しておるのです。
それとも「前車の轍」を踏むことのないように、上手にハンドリングするかな?
未来予測は無理(by カール・ポパー)なんですが、今後の展開が気になってしょうがない。
ネットがどのような役割を果たすかも含めてです。
中国語の音声言語の多様性に対する書記言語の統一性という特徴から、ネットにおける書記言語の
優越性は、当該言語使用者の統一意識を増強するのではないでしょうか。
活版印刷・ラジオ・テレビの出現した時代とは異なり、新技術がナショナリズムというよりも
それよりさらに古い広域帝国の文化的統一意識を強化しているのではないでしょうか。
これが将来の社会変動期にどのような影響を与えるのか、世界的にまったく始めての体験であります。

ヨーロッパ中世末期にインターネットが存在していたら、使用言語はラテン語で、あいかわらず
ウルガタ版の聖書を使っていたはずで、宗教改革も国民国家の成立もなかったでしょう。
(最後、推論が飛びすぎですね)
 

中国からの通信

 投稿者:田中征爾  投稿日:2005年 5月24日(火)01時00分49秒
  と、いうわけで、上海におります。

4月から始めた中国語会話(TV)もさぼりまくり、バスの中で、ZAURUSで何とか
4月分を見終えたものの、今のところ言えそうなのは、「私は日本人です」だけ。

何とも情けない限りではあります。

という話を、おなじシンポに参加される先生に申しましたところ、「いやいや、
それは、心得違いというヤツで、〈不〉を一つ入れるだけで、命がたすかるかも
しれません。ついでに、〈をーしー、はんがをれん〉とでも言えばさらに、確率
アップでしょう。まことに冥加に余ることばです」とまで言ったかどうかは不明
ですが、まぁ、そんな問題は全然ないわけですよ。

気が付くと、日本では国家元首が中国の副首相に、これまた派手に振られていた
りするわけですが、そんなこたぁ、まぁ大した問題でも何でもない訳ですよ。
戦争でも起きるのであれば別ですが。

結局、あの反日暴動なんてのは、祭りだったんだなぁとつくづく思ったりしま
したが、できればこういうことは止めて欲しいと思うわけであります。

中国政府、ネットで市民装い世論誘導・香港紙報道
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050522STXKA004422052005.html

事実、行けないペイジとかありますんで。ちなみに、当方のブログなんかも見ら
れません。鯖が落ちているとかいう話であれば、分かりますが、そういうことで
はございません。やれやれジオも繋がりにくいし、困ったものであります。


非革命的自由主義者さま江

裁判員制度ってどうなんでしょうねぇ。結局のところ一生の内で裁判所のやっ
かいになる人間がどれだけいるかという事情を勘案しないと行けないのではな
いかと思ったりするわけです。そういう統計ってないんですかね。

大体にして、裁判員制度を導入する意図が今ひとつ分かりません。裁判員制度
によって如何なる弊害が回避されるのかという説明がないと言わざるを得ない
訳であります。なんか「国民の法律感覚を醸成する」とかもっともらしいこと
を言ってたりするわけですが、日本人にとって、法律というのは果たして守る
べきものとして理解されているのかという疑問もあります。

つまり、日本人には普遍的な規範なんてものがあるのか、ということでやんすね。

まぁ、そんなものない方が日本人らしくてステキだと、言ってみたりするテスト
なのであります。

全く関係ないですが、今回のタイトルのネタはこれです。

T・K生の時代と「いま」上
http://www5f.biglobe.ne.jp/~rounou/myweb3_061.htm

いやぁ、あの先生がT・K生だったとは、と驚いた記憶があります。

http://www.geocities.jp/kokuminbunka_3776/

 

裁判員はてさて

 投稿者:非革命的自由主義者  投稿日:2005年 5月10日(火)14時01分5秒
  日本社会において裁判員制度がどのように機能するのか、興味と懸念を覚えております。
英米における陪審員制度は、古代アングロ・サクソン族の風習やフランク王国の慣習がノルマン人
の征服にともないイギリスに移入されたものが起源とされており、理念的には古代ギリシア・
アテナイの市民による裁判制度(アイスキュロス『慈しみの女神たち』で荘厳に、アリストパネス
の『蜂』で滑稽に描かれております)を後継しており、ギリシア・ローマ古典古代の精華と、
ヨーロッパ「蛮族」との風習の結合でありますから、これ以上由緒正しい制度はないというくらい
「ヨーロッパ文明」の由緒正しい制度であります。
 19世紀のロシアがこれを真似て陪審制度を導入したのですが、うまく機能しませんでした。
市民社会の存在しない専制君主国家における陪審制なんて機能するわけがないのですが。
有名な事件では、知事を暗殺した女性革命家ヴェラ・ザスリッチの裁判に陪審員が無罪の表決を
下して暴動がおきたことがあります。この裁判には文豪ドストエフスキーが傍聴し、ザスリッチの
弁論を聞いたとき、「有罪にはできないな。しかし、無罪の表決が出たら裁判官は何と言うのだろ
う?『家にお帰りなさい。もう二度と同じようなことをしてはいけないよ』とでも言うのかな?」
と述べています。ちなみにこのザスリッチは晩年のマルクスと親交があり、最晩年のマルクスが
書き、エンゲルが校訂したザスリッチあての書簡はロシアにおける社会主義革命の可能性について
触れている唯一のマルクスの文章として、多くの学者の訓詁学的研究の対象になりました。
(最後過去形です)

日本の場合はどうなるのかな?裁判の判決は「お上」が出すという感覚が一般的だと思うのですが。
その感覚を古代アテナイの民主主義社会や近代ヨーロッパの市民社会に近づけていこうというのが
狙いなんでしょうけれども。どうも観念が先走っているような気がします。
領土問題とおなじで、司法面における観念先行の国民統合の試みなのでしょうか。
(お。ちゃんと話がつながったぞ。しめしめ)
 

番外地

 投稿者:田中征爾  投稿日:2005年 5月 9日(月)21時09分45秒
  非革命的自由主義者さま江

毎度のことながら、レスが遅れに遅れまして申し訳ございません。

この間、五四運動もことなく終わってしまい、「嗚嗟、やっぱり中共政府ってすごいん
だなぁ」と改めて確認したりしたわけでありますが、そういう意味で言えば、「二度目
自体なかった」ということなのでしょうか。


さて、五四運動はもとより、対独戦勝記念日もまぁまぁいろいろなわだかまりを残しつつ
終ったわりには、日本国憲法はほとんど言祝(ことほ)がれなかったというか、たしか
「憲法週間」だったりしたわけですが、実際の所、ゴールデンウィークなるもののため
に、お国は「ほぼ休業状態」だったわけであります。

憲法週間を迎えて~裁判員制度の施行に向けて
http://courtdomino2.courts.go.jp/theme.nsf/0/8181dccd01aea69c49256fe400004745?OpenDocument
しかしながら、お国も安閑としているわけではなく、沖ノ鳥島に住所看板を建てるとか
建てないとか云うことを企図しているそうです。

沖ノ鳥島に住所看板 「管理下」アピール 国交省が来月設置
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20050509/mng_____sei_____003.shtml

その昔、択捉に「大日本恵登呂府」と建てたのは、江戸幕府でありました。それが果
たして、どの程度国際法的に承認されたものであったのかについては、今ひとつ判然
としないわけでありますが、とりあえず日露和親条約でもって、ようよう公認された
と申しましてもよろしいかと思います。

http://www8.cao.go.jp/hoppo/hoppo/hoppo5.html

しかしながら、標柱が建てようが、看板が建てようが、最終的には実効支配している
ものの勝ちであるということは、択捉島なり竹島なりで、知られている事実でありま
す。

まぁ実行支配と申しますと、キプロスみたいなお話しもありますが、重要なのは、
「どう頑張っても住民投票なんかできねぇ」という事実(除択捉)であり、このこと
は、これらの島の問題が、身近な国民生活の問題ではなく、多分に観念的なものに
なりやすいということを意味するのかもしれません。

http://www.geocities.jp/kokuminbunka_3776/

 

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