この掲示板は、基本的には思想信条を問わず自由闊達な意見交換の場にしたいと考えております。ただし、過激な言葉による誹謗中傷などのコメントについては、当会ならびに当掲示板の品性を貶めるものとみなし、管理者の判断において削除させていただきます。品格と教養の高い日本人としての矜持を以て節度ある書き込みをお願い申し上げます。
昨年は、みなさんからいただいた御質問、御意見をきっかけに
頭をフル稼働させて(笑)勉強させていただくことができました。
本年も、お手柔らかに、どうぞよろしくお願いいたします。
・・・・・
大晦日、「ゆく年くる年」でおなじみの
永平寺の除夜の鐘を実際に聴いてみようと思い、永平寺に行ってきました。
永平寺にはドライブがてらたまに出かけているのですが
夜に訪れたのは今回が初めてです。
時折雪がちらつく中を1時間待った末に
特別な時にしか開かれない「唐門」を通らせていただき
普段はもう就寝しているであろう雲水(=修行僧)の方々が
一人ずつ、一突き一突き
丁寧に作法に則って鐘を突いているのを拝見しながらその音を聴けば
やはり感慨深いものがありました。
ですが、その鐘の音も
聴く人が聴けば単なる「騒音」にしか聴こえないようで
「除夜の鐘、うるせえよ!」という身勝手なイチャモンのせいで
除夜の鐘が中止に追い込まれる事態が各地で発生しているのだとか。
そんな「ノイジーマイノリティ」のワガママに屈しないためには
「サイレントマジョリティ」の側としても
「マジョリティ」であることにあぐらをかいて
「サイレント」であってはならないのであって
「当たり前」と思っていることであっても
「なぜ、それが当たり前なのか」ということをしっかり考えて
わが国の伝統文化を破壊したがる連中に対抗して
積極体に主張していかなければいけないのでしょうね。
・・・などということを
「唐門」が開門するまでの待ち時間に考えていました。